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自社一貫生産の取り組み

本当に良質な木材を使うには自社一貫で生産する

~徹底して良質材をつくる。木造住宅は木が命だから。~

私たちが考える理想の木造住宅にはそれに見合う木材が必要です。それは、日本の山で育ち極寒の冬に伐採、天然乾燥した国産材です。しかし、現実にはそういう由緒正しい木材を手に入れることは今やとても困難になってきました。そこで、私たちは市販の木材に頼るのではなく、自前でつくることにしたのです。日本の木に合った伝統的な工法で、一つの工程も合理化することなく、時間と手間ひまとを掛けて良質な理想の木材をつくるために。

徹底した自社一貫生産体制でつくられる木材

適期伐採(新月伐採)

木が成長活動を休止する冬期間(11月〜1月)に伐採。さらに杉は新月伐採で、最良の伐採時期を追求しています。適期伐採は良質材をつくる基本中の基本、丈夫で色ツヤが良く、長持ちする材をつくります。

葉枯らし乾燥

木の乾燥は、できるだけ自然に近い環境が木にストレスを与えず理想的と言えます。まず伐採をした木材は葉をつけたままその場所に3〜6カ月間寝かせ、自然に葉からの水分蒸発を促し木の中に含まれる水分を減らします。

天然乾燥

さらに自社の乾燥センターで約1年間、自然の風を利用してじっくり乾燥させます。高温の人工乾燥のように木を傷めないので、木の細胞は健康なままです。丈夫で経年変化の美しい木材に仕上がります。
杉材:約6ヶ月間(葉枯らし乾燥を3〜6ヶ月間実施するため)
赤松:約1年〜1年半(乾燥センターで桟積み乾燥。場所を移しながら乾燥させる)

仕上げ製材(くるい取り製材)

乾燥に伴ってねじれが生じた木材を熟練の職人が何度も製材機械を動かし、決められた寸法にします。その後、プレーナー(自動カンナ)にかけて精緻な角材に仕上げていきます。

手板の作成・手刻み加工

手きざみのスタートはまず、「手板」と呼ばれる軸組み図を大工がつくります。その後、熟練の大工職人が、木の個性を見極め、使用箇所を選んで墨付けし、手刻みを行います。化粧材はさらに手カンナで仕上げます。いずれも、日本の家づくりでほとんど見られなくなってしまった工程です。

新月伐採とは

新月伐採とは、下弦から新月の前日までの1週間に伐採することです。オーストリアのエルヴィン・トーマ氏は「新月の時期に伐った木材は良質で長持ちする」という言い伝えが真実であることを確信。1996年に「木とつきあう智恵」を出版すると、ドイツでベストセラーになりました。

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