適期伐採した良質材を、ここで6か月から12か月以上、じっくりと天然乾燥します。
センターでの取り組みは、四季工房が進めている「環境に配慮した家づくり」と「将来、すべての木材をリサイクルする」という理念につながっています。
あくまで天然乾燥の無垢材を使用する。その拠点としてセンターの重要度はますます高まります。
エネルギーを浪費しないで良質材をつくる取り組み。
適期伐採(11月〜1月の3か月間)と新月伐採+天然乾燥。
国産材は含水率が高く、建築材として使うためには、ある程度乾燥させなければなりません。
木の含水率は生の状態で60〜70%ですが、伐採時期や乾燥方法によって調整できます。
ところが、現代は木材の伐採のほとんどが伐採時期が守られず、ほぼ1年中伐採されるようになってしまいました。
そのために含水率が多くて狂いやすくなるのを、電気や石油を浪費する強制乾燥で補っています。
四季工房では先人の知恵に学び「適期伐採」と「天然乾燥」の取り組みを始めました。
木材伐採の適期は、1年のなかでも水を吸わなくなる11月から1月頃の3か月間。
それに加え、木の生長が止まる冬の新月(下弦〜新月までの間)に伐採すると「割れ・狂いが生じにくい」「虫がつきにくい」「カビ・腐食に強い」といわれ、
木のポテンシャルを最大限に引き出すことができます。また、伐採した木に葉っぱを付けたまま2〜3か月ほど山に倒しておけば、
葉っぱから水分を蒸発させるので、含水率はさらに低くなります。
こうして含水率が低くなった木をさらに6か月〜1年間、天然乾燥すれば、エネルギーを浪費することなく健全で良質な木材に仕上げることができます。
|