大工育成塾

四季工房では自社で大工さんを育成しています。大工さんを目指す若者が、賄い付きの寮で共同生活をしながら修行しています。

大工育成塾

伝統の工法の継承と維持のために

四季工房では10年ほど前から「手刻みの技」など伝統工法の継承のために大工育成に取り組んでいます。現在は20名を越える若者が、日常はそれぞれが親方と同じ現場で働き、月に一度は全員が集合し、加工場で実習と講義を受け、寮で共同生活を営んでいます。大工の育成は住宅産業全体の大きな課題。四季工房では大工を社員化し、自社の育成機関を運営しています。

月に1度の「大工育成塾」。この日は、墨付け、刻み、木組を分担し物置を作っています。

  • 経験豊かな現役棟梁から直接教えを受けられる。
  • 効率優先のプレカット全盛の今、手刻みができるところは少ない。
    四季工房には手刻みの家づくりを続けていくための作業場も、人も、機械もある。
    この中で若者を育てていくことはやりがいがあります。
  • 現在の塾生は1年次から7年次まで合わせて21名。大学を卒業して入塾する“大卒大工”もいる。

しっかりと学び、働くために、全寮制とし、食事もバランスのよいものを提供しています。

  • 以前、親元を離れてきた塾生はアパートに住み、コンビニ弁当を食べていました。
    それではしっかりと学び、働くことはできません。
    そこで全寮制とし、食事もバランスのよいものを提供することにしたのです。
四季工房季刊誌「おりじん」でもご覧いただけます。
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