![コラム](https://www.sikikobo.co.jp/st/wp-content/uploads/2022/06/mainvisual.jpg)
コラム
失敗しない土地探しのコツとは?ポイントや失敗例もわかりやすく解説
自分好みの家を作るにはまず「土地探し」をする必要があります。
しかし、「なかなか希望通りの土地が見つからない」という人も多いのではないでしょうか。
新しい拠点となる土地を探すときのコツやチェックするポイントについて解説します。
土地探しをこれから始めるという方は参考にしてみてください。
失敗しない土地探しのコツ5選
![失敗しない 土地探し コツ](https://www.sikikobo.co.jp/st/wp-content/uploads/2022/03/pixta_48421857_S.jpg)
土地購入は決して安いものではないので、失敗したくないですよね。
土地探しに失敗しないように以下の5つのコツを押さえて探しましょう。
- 土地に関する知識を身に着けておく
- 理想の生活をイメージする
- 予算を決めておく
- 希望条件をまとめて優先順位をつける
- 希望の土地は現地に足を運ぶ
それぞれ詳しく解説します。
土地に関する知識を身に着けておく
土地を購入する前に、土地に関する知識を身につけましょう。
土地は大きく分けると「中地」と「角地」があります。
中地は一辺が道路に面していて、三方が囲まれた土地のことをいいます。
角地に比べて開放感は少ないのですが、金額が安い傾向にあります。
また、プライバシーも守りやすいのが特徴です。
一方、角地は区画の角にある土地のことを指し、開放感があり設計の自由度も高いですが、価格が高く、人目に付きやすいという特徴があります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、土地の特徴を知って選ぶようにしましょう。
理想の生活をイメージする
家を建てるということはこれから先の長い人生を送る場所を決めるということです。
長い時間を過ごすため、家族は何人でどういった生活を送りたいかを考えて土地を購入しましょう。
理想の暮らしをイメージしておくことで、土地の候補を見たときに家族の生活に合うのか判断しやすくなります。
予算を決めておく
土地を購入する前に予算を決めておきましょう。
土地は物件が無数に存在するので、予算を決める前に情報を集めるととんでもない量の情報が集まります。
大量の情報をひとつずつ検討するのは大変なので、土地の予算を決めてから情報を集めて効率良く探しましょう。
土地の予算の決め方としては総予算のうち土地3割、住宅購入7割というように分けるのがおすすめです。
希望条件をまとめて優先順位をつける
自分の希望にピッタリ合う土地を探そうとするとなかなか見つからず、好条件の土地を買い逃してしまうということがあります。
後から後悔しないように希望条件に優先順位をつけて、譲れない条件と妥協してもよい条件を整理しておきましょう。
希望の土地は現地に足を運ぶ
希望に近い土地を見つけたときには現地に足を運んだほうが良いでしょう。
土地周辺の昼夜の雰囲気やハザードマップを見ながら、災害のリスクについて調べましょう。
土地を見るときには建築を依頼する会社のプランナーに同行してもらうのもおすすめです。
不動産会社は建築の専門家ではないので、おおよそどれぐらいの建物を建てられるかは判断できますが、具体的なアドバイスをもらうことは難しいでしょう。
プランナーに同行してもらうと希望するプランの家が建てられるか判断してもらえます。
土地探しの際にチェックするポイント7つ
![土地探し チェック ポイント](https://www.sikikobo.co.jp/st/wp-content/uploads/2022/03/pixta_54879398_S.jpg)
希望の条件に近い土地を見つけたら実際に現地を見て、土地の雰囲気を確認したほうが良いですが、他にもチェックするポイントがあります。
チェックしておきたいポイントは以下の7つです。
・日当たり
・道路の幅
・高低差
・周辺環境
・建ぺい率や容積率
・災害リスクやハザードマップ
・ライフライン
・条件に近い土地を見つけたらチェックポイントを踏まえて検討しましょう。
日当たり
長く生活していく上で日当たりはとても重要です。
日当たりが悪いと洗濯物が乾きにくく昼間でも室内が暗くなってしまいます。
さらに、湿気が貯まりやすくなってしまうのでカビの原因にもなります。
生活が不便になるだけでなく、精神面にも関わる問題です。
午前と午後で日当たりが変わる土地もあるので、日当たりを確認するときは一日を通して、どのように日当たりが変化するか調べましょう。
道路の幅
土地の前面にある道路の幅が狭いと車の出し入れが不便になってしまいます。
さらに、雪が多い地域では4.5m未満の道路は除雪車が通れないため、自分で雪かきをしなければなりません。
十分に車が通行できる幅があるか確認を行ないましょう。
高低差
高低差のある土地に住宅を建てるためには、造成工事や擁壁工事が必要です。
工事費用が余計にかかってしまうので、家を建てるための予算が削られてしまいます。
ただ高低差を活かした建築プランを考えているのであれば、高低差のある土地をあえて購入するのも良いでしょう。
周辺環境
土地の周辺に以下の施設があるかを確認しましょう。
・銀行
・病院
・保育施設
・小中学校
・スーパーマーケット
これから建てる住宅は数十年住みます。
子どもができたときのことや、両親と同居するときのことを考えて必要な施設を洗い出し、利便性を確認しましょう。
また、治安も重要となりますので、土地周辺の治安を調べるには朝と夜など時間帯を分けて調べるのがおすすめです。
時間帯によって街の雰囲気が変わるエリアもあるので、念入りに確認しましょう。
建ぺい率や容積率
建ぺい率や容積率は建築基準法によって定められているため、自分で変更することができません。
ほとんどの場合土地の資料に記載されていますが、市役所の都市計画課に問い合わせて上限値を確認しましょう。
災害リスクやハザードマップ
日本は洪水や土砂災害など、自然災害が多い国です。災害リスクの高い土地に住むのは危険なので、ハザードマップを確認しましょう。
基本的に不動産会社は土地が抱えている災害リスクを説明してくれます。
しかし、ネットの物件情報では記載されていない場合もありますので、自分で調べて確認しましょう。
ライフライン
購入したい土地に上下水道やガス管などのライフラインが通っているか確認しましょう。
新しく造成された土地ではライフラインが整備されていることは多いですが、それ以外の土地では問題が見つかることがあります。
ライフラインを引き込むには多額の費用がかかるため、注意が必要です。
土地探しの失敗例5つ
![土地探し 失敗例](https://www.sikikobo.co.jp/st/wp-content/uploads/2022/03/pixta_67507529_S.jpg)
わざわざ高いお金を出して購入したものの、時間が経つにつれて後悔してしまう方もいます。
ここでは土地探しに失敗してしまった事例を5つ紹介します。
・失敗例1.購入後に建てたい家の条件と合っていなかった
・失敗例2.大幅に予算をオーバーしてしまった
・失敗例3.資産価値が低くなる土地を選んでしまった
・失敗例4.他の人に購入されてしまった
・失敗例5.利便性が悪かった
土地の購入を考えている方は、失敗例を参考にして土地探しを行ないましょう。
失敗例1.購入後に建てたい家の条件と合っていなかった
不動産会社から土地を購入したあとに、建築プランを検討すると希望のプランが建てられないということがあります。
土地には建ぺい率・容積率といってあらかじめ建てられる建物の大きさが決まっています。
希望の土地を見つけたら建築会社のプランナーにも同行してもらい、希望のプランが建てられるか確認をしましょう。
失敗例2.大幅に予算をオーバーしてしまった
希望通りの土地を購入して、希望通りの家を建ててしまうと大幅に予算がオーバーしてしまうことがあります。
理想の暮らしをイメージして、そのために何が必要か条件を揃えましょう。
そして条件の中で優先順位をつけて、予算をオーバーしないように妥協する箇所を洗い出しましょう。
失敗例3.資産価値が低くなる土地を選んでしまった
将来的な資産形成を考えずに安すぎる土地を購入すると、後悔してしまうことがあります。
相場よりも安い土地は道幅が極端に狭かったり、地盤が緩かったりマイナスの要素を抱えている可能性があります。
そのような土地では将来売却するときには、購入時よりも安い金額でしか売れなくなってしまいます。
手放す場合も考えて土地を購入しましょう。
失敗例4.他の人に購入されてしまった
希望の条件を満たす土地が現れたとしても、なかなか購入に踏み切れず他の人が先に購入してしまうことがあります。
自分が良い土地だと思うときは他の人も同様に良い土地だと判断しているので、早めに手を打ちましょう。
失敗例5.利便性が悪かった
土地の金額が安いからと購入したら予想以上に交通の便が悪かったということがあります。
最寄りの駅やバス停までの距離や時刻表を、購入する前に入念に確認しておきましょう。
土地探しの方法3つ
![土地探し 方法](https://www.sikikobo.co.jp/st/wp-content/uploads/2022/03/pixta_53915951_S.jpg)
土地を探す方法は主に下記の3つです。
・不動産会社
・足を使う
・インターネット
希望の土地を見つけるためにも様々な方法を駆使して、土地探しを行ないましょう。
不動産会社
不動産会社に土地探しを依頼することで希望の条件にマッチする情報をすぐに絞り込んでくれます。
さらに、いざ購入する時も売買を仲介してくれるため手間がかかりません。
ただし、不動産会社は土地の欠点を積極的に明かしてはくれません。
希望に合う土地が見つかったときには上記のチェックポイントを参考に確認しましょう。
足を使う
土地を購入したいエリアに直接赴いて売り地を探す方法です。
都合良く売り地が見つかる可能性は低いですが、エリアの雰囲気や治安を体感できるのがメリットです。
インターネット
不動産会社のホームページやポータルサイトを利用すると、手軽に土地の情報を探すことができます。
価格やエリアを入力すれば、理想に近い土地の情報が表示されるでしょう。
ただし、インターネットに掲載されている情報が最新とは限らないので、現地を確認する必要はあるでしょう。
土地探しのコツに関するよくある質問
![よくある質問](https://www.sikikobo.co.jp/st/wp-content/uploads/2022/08/6adf0d170ed5e9f1c5583947c6789470-2.jpg)
土地探しをしていると、多くの疑問を抱えることになるでしょう。
ここでは、土地についてよくある質問を紹介します。
・マイホームの土地探しがいつまでも決まらない場合はどうすればいい?
・土地探しは何から始めればいい?
・良い土地の見分け方は?
・それぞれ詳しく解説します。
マイホームの土地探しがいつまでも決まらない場合はどうすればいい?
土地を複数見ていると「ここは良いけれど、ここは気に入らない」という部分が存在します。
そのため、考え始めるとキリがありません。
そんなときは希望条件に優先順位をつけて、妥協できる点を洗い出しましょう。
また、購入期限を決めるのも有効です。ある程度の制限を設けて土地探しを行いましょう。
土地探しは何から始めればいい?
土地探しは最初に「どこに住むか」を考えましょう。
交通や生活の利便性から考えて、「このあたりに住みたい」とおおよそのエリアを検討しましょう。
また、住みやすそうな地域を複数ピックアップするのも手段の一つです。
ピックアップした中から自分たちの理想の生活に近いエリアを割り出し、土地探しを始めましょう。
良い土地の見分け方は?
良い土地の条件は以下の通りです。
・地盤が強い
・周辺環境が整っている
・治安が良い
・日当たりが良い
上記の条件の中でも特に地盤は重要です。
地盤が弱いと災害が起きたときに建物にも大きな影響を及ぼす可能性があります。
また、「地盤補強のためにコストがかかって住みたい家に住めなかった。」というケースもあります。
まとめ:土地探しに悩んだらハウスメーカーに相談しよう
![](https://www.sikikobo.co.jp/st/wp-content/uploads/2022/08/pixta_66555863_S-1.jpg)
土地探しは人生の中でも1、2を争うほどお金がかかるイベントです。
土地探しを失敗しないようにコツとチェックするポイントを押さえて検討しましょう。
なかなか購入したい土地が見つからないというときには、なぜこのエリアに住みたいのか、なぜこの場所は購入できないのか考え直しましょう。
考え直すことによって譲れない条件が明確になるので、良い土地が見つかりやすくなります。
四季工房では「より良い暮らし」を目指して住宅を提供しています。
お客様のご要望に近い住宅用地のご紹介などもしておりますので、ぜひご相談ください。